「第26回ニューイヤーバンドフェスティバル2024」が、1月20日(土)午前10時から午後4時半まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。主催は、山口市、山口県吹奏楽連盟山口地区、山口市文化振興財団で、入場無料。
吹奏楽や管弦楽に取り組む小学生から社会人までの約600人が一堂に会し、昨年1年間の練習の成果を発表し合う。
出演するのは、小学校4校(井関、小郡、小郡南、上郷)、中学校9校(秋穂、阿知須、大内、大殿、小郡、鴻南、平川、宮野、山口大学附属山口)、高校6校(山口県鴻城、西京、中村女子、山口、山口徳佐、山口農業)、山口大学吹奏楽部、山口ブラスソサエティの21団体。さらに今回初の試みとして、小郡地区の小学生から高校生までの児童・生徒で構成される「小郡合同バンド」と「山口市一般合同バンド」がこの日のために結成・演奏する。後者は、吹奏楽指導者、山口ブラスソサエティ、山口ウインドオーケストラ、大内吹奏楽団あ~べんと、山口大学OB吹奏楽団のメンバー約50人で構成されている。また、2023年12月にあった「第47回全日本アンサンブルコンテスト山口県大会」で金賞を受賞し、2月の中国大会に出場する小郡中学校(管打八重奏)、山口高校(打楽器四重奏)、山口大吹奏楽部(木管三重奏、金管八重奏)によるステージも披露される。
当日演奏が予定されている曲目は、「アンダー・ザ・シー」「アルタミラ」「ジブリ・ソングス」「『情熱大陸』メインテーマ」「アルセナール」「さくらのうた」「マツケンサンバⅡ」「小さな世界」「明日へ吹く風」「サウンド・オブ・ミュージックメドレー」「アルメニアン・ダンス・パート1」など。
「小学生から社会人までの吹奏楽・弦楽・管弦楽の各団体が奏でる個性あふれる音楽を、ぜひ聞いてほしい」と同館は呼びかけている。
このコンサートは、「市民コンサート」から吹奏楽・管弦楽部門が独立した形で1996年1月に誕生した。中高生にとっては、3年生が引退し、1、2年生が中心となって臨む「新人演奏会」の位置づけにもなる舞台だ。また、前身となる「市民コンサート」は、音楽コンクールで優秀な成績を収めたり熱心に音楽活動を続けている山口市民を招き、ピアノ演奏や合唱などの名演奏を再現してもらおうと、1974年から続けられている。