山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)で、4月から開講する初心者向け「ものづくり教室」の受講生が募集されている。
地域に根差した伝統工芸品のものづくりや文化・芸能が学べる9講座が開かれ、誰でも受講可能だ。受講希望者は、主催の同センターへ電話(TEL083-928-3333)するか、窓口で申し込むこと。各講座が定める定員を超える応募のあった場合は、2月28日(火)に抽選が行われる。
講座名(内容)・講師・開講日時・開講期間と回数・受講料は次の通り。
「陶芸教室」(陶芸の基礎を学び、湯飲み、茶碗、大皿など萩焼の作品を制作する)・藤元和寛さん・第1火・水曜午前9時半から正午と第1木・金曜午後1時から4時・9月まで全12回だが、定期指導日以外も実習は可能・土と焼成代などの実費
「大内塗教室」(布などを使って木製漆器を拭いて仕上げる「拭き漆」の技法を学び、木の器を作る)・木地職人の金子祐樹さん・第1・3土曜午前10時から正午・3月まで全24回・2万4000円
「和裁教室」(和裁の基本技能を学び、女性用浴衣を作る)・丸崎真弓さん・毎週月曜午後1時から4時・6月まで全10回・無料だが生地は受講者が用意する
「トールペインティング・メタルエンボッシングアート教室」(トールペインティングもしくはメタルエンボッシングアートのいずれかを選び、トールペインティングはメモホルダー、メタルエンボッシングアートはブローチを作る)・山見美代子さん・第2・4火曜午前10時から正午・9月まで全10回・8000円
「革ろうけつ染 レザークラフト教室」(キーケースなどの小物を作る)・嬉とし子さん・第2・4木曜午前9時半から正午・9月まで(8月は休み)全10回・8000円
「鷺流狂言教室」(山口の伝統芸能「鷺流狂言」を学ぶ)・山口県指定無形文化財技術保持者の米本文明さん・毎週土曜午後5時から7時・6月まで全8回・無料
「着付教室」(一人で着物が着られることを目指す)・三浦由美さん・第1・3土曜午後7時から9時・3月まで全24回・2万4000円(分割支払い可)。着物は受講者が用意する
「こどもの茶の湯教室」(対象は小学4年生以上。茶の湯の基本を学び、お点前(てまえ)の稽古をする)・弓﨑洋子さん・第2・4日曜午後1時半から4時・9月まで全12回・1カ月2000円
「手織教室」(ストール、テーブルセンターなどを作る)・手織・染色家の藤木律子さん・第1・3金曜午後1時から3時・8月まで全10回・8000円