山口県では、冬に渡ってきてヨシ原に生息する小鳥です。夏はロシアや東北以北の草地で繁殖し、冬は本州や九州のヨシ原で越冬します。
体は目立ちにくい色ですが、「チュイーン」という声がよく聞こえます。また、ヨシ原から「パチパチ」と音が聞こえることがありますが、これはオオジュリンがヨシのさやの下に隠れている虫を食べるため、嘴(くちばし)でさやをむいている音です。
数羽から十数羽の小さな群れで行動するので、ヨシ原から音が聴こえたら、よく探してみてください。
スズメ目 ホオジロ科
[全長] 16㎝
[時期] 冬に見られる冬鳥
https://www.facebook.com/kirarahama/videos/951276901574696
新光産業きらら浜自然観察公園 信木 愛