2月19日(日)午前10時から正午まで、山口きらら博記念公園(山口市阿知須)内の「2050年の森」で「椎茸駒打ち体験」が開催される。この「森」について、親しみのある公園としてもっと知ってもらおうと、やまぐち里山ネットワークが企画。現在、参加家族が募集されている。
当日は、現地に9時45分に集合。原木は1家族あたり2本で、スタッフからアドバイスを受けながら、電動ドリルを使用し、菌を植えるための穴を自分で開ける。1本あたり約20~25個の穴に、シイタケ菌が入った木片「種駒」を、槌で叩いて打ち込み、菌を植え付ける。植菌した原木は、持ち帰ることができる。
定員は20家族(約60人程度)で、事前申し込みが必要。参加費は1家族500円(保険料込み)で、過去に参加したことのある人も申し込み可能だ。参加希望者は、ファクスで、代表者の住所、氏名、参加人数、電話番号を主催のやまぐち里山ネットワーク(FAX08396-2-2345)へ伝える。締め切りは2月15日(水)で、申し込み多数の場合は抽選となる。抽選に外れた場合のみ、申し込み時に記載された電話番号に連絡がある。
なお、参加する場合は、事前に検温の上、マスク、軍手、タオル、雨具、筆記用具、防寒着などを各自で持参すること。
「1~2年後にはおいしいシイタケが原木から出てくる。体験を通して、公園の魅力を実感してほしい」と同ネットワーク事務局の赤川瑞夫さん。問い合わせは赤川さん(TEL090-3637-1607)へ。
「2050年の森」は、2012年5月に開催された「第63回全国植樹祭」の一般植樹会場で、面積は約10ヘクタール。30~50年後に海岸林として機能するとともに、四季を感じられる親しみやすい森林となることを目的に、整備が続けられている。