お墓や仏教について、「普段聞きたいけれど、聞きづらい」ことをざっくばらんに聞ける「お坊さんと気軽に話す会」が、2月24日(金)午後7時から8時半まで開かれる。会場はKDDI維新ホール(山口市小郡令和1)の203会議室。
主催は、心豊かに生きる集い(岡田穣代表、TEL090-7778-3938)。同団体は「命をはぐくみ、よりよい生き方を皆でつくる」ことを目標にしており、20年以上にわたり、山口市、宇部市、島根県益田市などで、講師から話を聞いたり、お互いが悩みを相談し合うなどの活動を続けている。「お坊さんと気軽に話す会」は2022年10月に初企画。隔月で回を重ね、今回が3回目の開催となる。
講師を務めるのは、富山市の海禅寺(高野山真言宗)の稲生永明副住職。稲生さんは1985年富山市生まれ。國學院大学文学部を卒業後、営業職、雑誌編集者を経て僧侶に。2021年、高野山円通律寺事相講伝所で、約100日間におよぶ真言密教における4種の修行「四度加行(しどけぎょう)」を終えた。
今回のテーマは「豊かさとは?」「神仏に通じる祈り方」など。資料や写真も活用しながら、仏教や高野山での修行体験などについて、稲生さんがわかりやすく、丁寧に話す。また、参加者からの質疑応答も受け付ける。
参加は無料で、事前申し込みも不要。「生きづらさを感じることもある今の時代、仏教の教えや考え方をわかりやすく話す稲生さんの講話を多くの人に聞いてもらいたい。宗派関係なく、どなたでもご参加を」と岡田さんは参加を呼びかけている。