「“Re:維新”山口産品フェア」が、3月18日(土)と19日(日)に、山口井筒屋(山口市中市町3)2階のコトサイトで開催される。
「Re:維新」とは、2012年度に山口商工会議所によって立ち上げられた地域統一ブランド。当初は2018年の「明治維新150年」を見据え、「明治維新を成し遂げた志士たちの『山口魂』を持ち、マンネリを打破し国内外に発信する」独自性の高い地元商品・サービスのラインナップを目指した。現在の認定基準は、①「明治維新」そのものをモチーフにしたものや山口のシンボルをデザインに取り入れたもの②山口を表現するオリジナル商品であること③既存の製品に新しいスパイスを加え、より独自性と新しさを表現した山口らしいもの④従来の山口の市場にはない独創的に開発されたもので、山口らしさを感じるもの⑤山口市内の素材や材料を用いたもの。または市外のそれを使い、山口市内で生産された山口独自のもの、とされており、31社の商品やサービスが登録されている。
今回のフェアに出店するのは10社で、会場には約40品目が並ぶ。「Re:維新」認定商品など、山口産品の試食・試飲や購入ができる。出店企業は次の通り。
- 原田屋
- パストリアプーサン
- 鴻雪園
- 中村民芸社
- 小野商店
- 山城屋酒造
- 日本果実工業
- ラ・レーヌ・デ・カトルセゾン
- パリパリ工房
- 御堀堂
「Re:維新」の発足から10年が経過し、商標権は同商議所によって昨年10月に更新された。「コロナ禍もありしばらく思うような活動が出来なかったが、商標権更新を機にあらためてフェアを催し、山口産品のPR・拡販を行う。今後『Re:維新』は『オール山口ブランド』の一つに位置づけ。申請対象者を、山口商議所だけでなく山口県央商工会・徳地商工会の会員まで拡大し、地域の逸品を県内外に発信していくとともに、地域内の認知度を上げて域内循環の構築を目指す」と同商議所。