山口市の桜の名所一の坂川周辺や歴史的風情を感じる竪小路界わいなどを着物姿で歩き、協賛店や施設を利用するとさまざまな特典やサービスが受けられる催し「着物deおさんぽ」が、3月25日(土)から4月2日(日)まで開かれる。主催は山口市で、NPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(内山秋久代表)が企画。2019年5月の初開催以降、毎年春・秋に実施されている。
プロのカメラマンに桜並木を背景に着物姿を撮影してもらえるのは「映えスポットでモデル気分!!」。撮影日は、3月25日(土)と4月2日(日)の2日間で、時間は午前10時半から午後3時まで。1組20分で、料金は1000円。撮影データは専用アドレスからダウンロードすることができ、希望者はSDカードでもらうこともできる。前日までに大路ロビー(下竪小路、TEL083-920-9220)への予約が必要だが、当日でも空きがあれば参加可能だ。
「SNSキャンペーン」は、期間中に着物で来場し、感想や写真をSNSに投稿すると、オリジナル手ぬぐいまたは、フェイスマスク「ゆだうるる」がもらえる。投稿する際は、「着物deおさんぽ」のインスタグラムをフォローし、「#着物deおさんぽ」とハッシュタグをつける。大路ロビーのスタッフに投稿画面を見せると、その場で品物を受け取ることができる。
着物を持っていなかったり、自分で着付けられなかったりする場合でも、山口市菜香亭(天花、TEL083-934-3312、火曜休館)、部坂呉服店(上竪小路、TEL083-923-1889、不定休)、LAWAKU(下市町、TEL083-902-6454、火曜店休)でレンタル、着付けサービスを利用できる。いずれの施設・店舗も前日までに予約が必要。さらに、協賛している20の店舗や施設を着物着用で利用すると、クッキーのプレゼントやコーヒーのサービス、購入商品割引などの特典が受けられる。
4月2日は、国宝瑠璃光寺五重塔近くの香山公園(香山町)内にある茶室「露山堂」で「お茶体験」ができる。時間は午前10時から午後2時までで、予約不要で体験料は500円。
3月26日(日)、4月1日(土)、同2日は人力車も運行。C・S赤れんが前の多目的広場を出発し、一の坂川両岸を走る。料金は、1人800円で2人乗車だと1500円。幼児・小学生の場合は、1人500円で2人なら1000円。乗車希望日の前日正午までに、山口市菜香亭への電話予約(TEL083-934-3312)が必要だ。
協賛店の場所や特典、同イベントの詳細は、大路ロビーウェブサイト(http://www.ojilobby.sblo.jp)でも紹介されている。