遠くからでもよく見える純白ボディーが印象的な鳥です。「白鷺」と呼ばれる白いサギの仲間の中で最も体が大きく、足も首もとても長いのが特徴です。
冬の間は黄色だったくちばしは繁殖期に入る4月頃になると黒くなり、オス・メスともに背中には長い飾り羽が伸びてきます。レースのような飾り羽を広げた姿はとても優雅です。
他のサギ類などとともに集団でねぐらをとるため、山の斜面一面に白い花が咲いたようになります。彼らも環境の変化によって、巣作りや子育てに適した場所が少なくなっているのが実情です。
ペリカン目 サギ科
[全長] 90cm
[時期] 一年中見られる留鳥(一部冬鳥)
新光産業きらら浜自然観察公園 高尾 はるか