4月29日(土・祝)から始まるゴールデンウィーク中の土・日曜に、ものづくり体験ができるイベントが美祢市内の3会場で開催される。各日、「焼スギ」「草木染め」「竹とんぼ」「鉛筆立て」などのプログラムが予定されている。「秋吉台の豊かな自然を知ってもらいたい」と、やまぐち里山ネットワークが企画した。
木工体験の「焼スギ」では、約20cmくらいの杉の板で鍋敷きを制作する。まず、好きな動物の型を用いて動物を描く。次に、描いた絵を糸鋸で切り、バーナーで焼いて磨く。また、「草木染め」体験では、アカメ、サクラといった植物を用いてハンカチを染める。
開催日と開催場所、内容は次の通り。時間はいずれも午前10時から午後3時まで。
- 4月29日(土・祝)・里山工房「夢の森」(美祢市美東町大田)・竹とんぼ、鉛筆立て、草木染めなど(以上有料)、子どものどんぐりアート(無料)
- 4月30日(日)・秋吉台リフレッシュパーク(美祢市美東町赤)・竹とんぼ、草木染め、焼スギ、ウグイス笛(以上有料)
- 5月6日(土)・秋吉台家族旅行村(美祢市秋芳町秋吉)・竹とんぼ、草木染め、焼スギ、ウグイス笛(以上有料)
さらに同会は、秋吉台で採れる材料を使用した「山菜天ぷらの試食会」も企画した。5月5日(金・祝)に2050年の森(山口きらら博記念公園内、山口市阿知須)で開かれる。ドクダミ、ノビル、スギナ、ユキノシタ、タケノコ、シイタケ、シロツメグサなど、「これも食べられるの?」というような、普段口にする機会の少ない山菜約20種類が用意される。時間は午前10時から午後3時までで、料金は無料。
いずれの日も、定員はそれぞれで異なるが、参加は先着順。
「里山には美味しい山菜が多い。秋吉台の大自然を満喫して」と同会事務局の赤川瑞夫さん。問い合わせは赤川さん(TEL090-3637-1607)へ。