自衛隊音楽隊による演奏会「山口市民と音楽の夕べ」が、8月4日(金)午後6時から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。
これは、各地の自衛隊音楽隊による演奏が楽しめる、毎年恒例のコンサート。昨年は8月5日の開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴って延期となり、12月22日に開かれた。今回出演するのは、陸上自衛隊第13音楽隊だ。
陸自第13旅団(広島県海田町、中国地方を担任)に所属する同音楽隊は、1962年1月の陸自第13師団(中国・四国地方を担任)創設に伴い、第8普通科連隊所属の「第13師団音楽隊」として誕生した。1975年8月に師団直轄の「第13音楽隊」として新編され、1999年の旅団改編を経て活動を続けている。「隊員の士気高揚、自衛隊の儀式、および広報のための演奏を主任務として年間100回におよぶ演奏活動を実施しており、特に部外活動においては演奏会の他、学生を主体として演奏指導を実施する等、国民と自衛隊とをつなぐ広報の第一線部隊として日々活動している」と同隊。
6月30日まで、賛助会員募集中
「山口市民と音楽の夕べ」は、40年以上の歴史がある山口市の恒例行事で、毎年多くの来場者を集めてきた。だが、その主催者は、山口市、山口商工会議所、山口市ふるさと祭り実行委員会など時代とともに変わっており、経済状況は厳しい。
現在主催するNPO法人「『山口市民と音楽の夕べ』実行委員会」(宮川英之委員長)は、「歴史ある演奏会の火を消したくない」と、賛助会員を募っている。「市民のみなさまとともに歴史ある演奏会を存続させるのは意義あること。ぜひ開催の応援を」と、宮川委員長は呼びかける。会員になると、優先席の指定席チケットを郵送してもらえる。
6月30日(金)が申し込み締め切りの賛助会員に関する詳細は、同実行委員会(TEL070-8482-0539、info@sr-miyakawa.com)へ問い合わせを(平日午前9時~午後5時)。