8月20日(日)まで山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)で、まなび館マンスリー企画「季節を楽しむ"和布(わぬの)あそび"展」が開催中だ。観覧は、午前9時から午後5時までで無料。期間中は無休。
同センターで活動している生涯学習教室「きらめき塾」による作品が展示。ちりめんや古布など、和布で手作りされた四季折々の小物約400点が並ぶ。「山口の四季が楽しめる展示。ぜひご来館を」と小山哲彦館長は呼びかけている。
関連事業として、和布を使用した「湯田きつねストラップ」を制作するワークショップも開催される。日時は7月29日(土)の午前10時から正午まで。同教室の長谷川コウさんと佐藤幸子さんが講師を務める。定員は10人(先着)で、小学3年生以下は要保護者同伴。参加料は800円(2個制作)で、参加希望者は同センター(TEL083-928-3333)への申し込みが必要だ。
同館の「マンスリー企画」は、2021年11月に「まなび館」リニューアルをきっかけに2022年2月にスタートした。多くの人に利用してもらおうと、これまでに、「萩焼展」「ジオラマ展」「大内塗展」「手作り凧展」「鷺流狂言展」「徳地和紙展」など、多彩な企画が月替わりで実施されている。
大人のためのDIY入門講座
また、同センターでは8月19日(土)と20日(日)の2日間、「大人のためのDIY入門講座」を開催。参加者が募集されている。対象は、両日参加できる高校生以上のDIY初心者。道具の使い方などを学んだ後、2日かけて「家庭用宅配ボックス」を制作する。
講師を務めるのは、木工研究家の高木範男さん、徳重篤志さん、西岡正巳さんの3人。受講料は8000円で、定員は8人。
参加希望者は、同センター(TEL083-928-3333)へ申し込む。締め切りは7月28日(金)で、応募者多数の場合は抽選となる。