山口大学教育学部と山口-UKコンピュータープログラミング協会が共催する「夏休みプログラミング教室」が7月と8月に開催。参加者が募集されている。デジタル人材の需要が高まる中、2020年度に小学校で必修化された「プログラミング」。2024年度には大学入学共通テストに「情報」が追加されるなど、情報教育を取り巻く環境は変化を続けている。そのような社会状況の中、「子ども達にプログラミングや電子回路作成の体験を通じて興味を持ってもらおう」と企画された。
開催日と会場は、7月24日(月)は大海総合センター(山口市秋穂東)、8月28日(月)は小郡地域交流センター(山口市小郡下郷)。時間は両日とも、午後1時半から4時半までで、内容は各日共通。
最初に、プログラミングの基礎や論理について学ぶ。その上で、実際にプログラムや電子回路を「マイクロビット」を使用して作成する。マイクロビットとは、イギリスの公共放送局BBC(英国放送協会)が中心となり開発した、教育用の小型コンピューターボード。世界中で使用されているプログラミング教材だ。
参加は無料で、対象は小学5年生以上(小学生は要保護者同伴、大人も参加可)。定員は各日30人。
参加希望者は、同学部の野村厚志教授に電話(TEL083-933-5393)またはメール(anomura@yamaguchi-u.ac.jp)で申し込む。
「自分で考えたプログラムや電子回路によって思い通りに動いた時の嬉しさは格別。ぜひ参加してみて」と野村教授。