山口県央ロータリークラブの会長に就任した。任期は2023年7月からの1年間だ。「新たな気持ちでクラブの発展に尽力する。会員増強とともに、充実した奉仕ができれば」と抱負を語る。
今年度の活動方針は、国際ロータリークラブのメインテーマに則って「世界に希望を生み出そう」。中でも、メンタルヘルス問題に向き合う活動が推奨されていることから、「日本では2021年の10~19歳の死亡原因第1位が自殺。我々も小さな奉仕活動を通じて周囲に目を光らせ、このような悲しい現状に歯止めをかけるべく活動を行っていきたい」と話す。
小児科医で小郡南小の学校医も務める。毎年行うがん教育では健康と命の大切さを伝えている。
趣味は読書とバラの栽培で、ペットに犬、猫、魚、鳥を飼う。「生き物の世話をすることが好き」と愛情深い眼差しを見せる。
【プロフィル】1949年3月福岡県生まれ。山口大附属山口中、山口高、帝京大医学部卒。同大の麻酔科・救急救命センター、産業医科大小児科勤務を経て、1992年帰山。父親が開業した「はまもと小児クリニック」を継承した。現在、理事長兼院長を務める。