8月19日(土)午前11時から午後3時まで、JR新山口駅南北自由通路で「あぐまるやまぐち」が開かれる。
これは、山口市内の農林水産物の生産者や加工業者と、消費者である市民とを直接つなぎ、販売促進を図るイベント。2022年5月から実施されており、2023年度は新山口駅で毎月第3土曜日に開かれている。
今回は約20店舗が出店し、通常より規模を拡大して開催。カボチャ、トマト、ナス、タマネギなど旬の野菜や、リンゴジュースなどの加工品が販売される。午前11時からは、先着100人に市内産花束のプレゼントも。
さらに、山口市と交流のある福島市が初参加する。同市在住の詩人・和合亮一氏が1999年に中原中也賞を受けたことをきっかけに、詩をテーマとした交流がスタート。東日本大震災後の2013年には災害相互応援協定を締結し、2018年からは人事交流として職員の交換派遣が続けられている。モモの収穫量・栽培面積がともに全国2位(2022年農林水産省作物統計)を誇る福島市は、サクランボ、ナシ、ブドウも全国有数の産地。当日は、特産品のモモや加工品などが特別販売される。
会場ではそのほかにも、YIC調理製菓専門学校による阿知須の特産品・くりまさるを使用した焼き菓子販売や、山口市内の農林水産物が当たるクイズラリーなど、さまざまな催しが企画されている。
さらに、当日JR山口線を利用して来場すると、農林水産物が当たる抽選会(抽選券は改札口付近で配布)と、山口県による「ぶちエコアプリ」を利用したスタンプラリーに参加できる。
「山口と福島、旬の農林水産物に出会って」と主催の山口市農業振興課(TEL083-934-2714)。