中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境は、新型コロナウイルスの影響による消費行動の変化、関連融資の返済、原油高・円安・原材料高騰による利益の圧迫など、非常に厳しい状況にある。その中でも事業を継続・発展させていくには、自社の現状と課題を把握し、様々な先行事例も参考にしながら舵取りをしていくことが求められる。
「厳しい時代だからこそ、自社の経営を見直しては」と、山口商工会議所は「経営力向上セミナー」を開催する。9月14日(木)と21日(木)の2回コースで、時間は両日とも午後6時半から9時まで。会場はパルトピア山口(防長青年館、山口市神田町1)で、受講は無料。定員は30人。対象は、経営者、後継予定者、財務・経理担当者など。講師を務めるのは、はら経営代表で中小企業診断士の原義夫さん。
初回のテーマは「自社の経営課題の把握と対策について」。決算書とSWOT分析による自社の課題を把握し、整理。さらに、経営力向上の進め方などを学ぶ。
2回目のテーマは「経営力向上事例、支援施策について」。コストダウン・生産性向上、商品力強化、人材確保・育成等各種先行事例を学ぶ。また、活用可能な助成金・補助金および中小企業支援施策も紹介される。
申し込みは、ファクスまたはウェブサイト(https://www.yamacci.or.jp/seminar/)の当該セミナー申込フォームで、「事業所名・受講者氏名・電話番号・メールアドレス」を伝える。問い合わせは、同商議所(TEL083-925-2300)へ。