書道教室の映潤書道会(山口市宮野上、TEL090-9066-9088)による初めての書道展「書作展―祈り」が、9月22日(金)から24日(日)まで、山口市菜香亭(山口市天花1)で開催される。
映潤書道会は、毎日女流書展参与で、毎日書道展会友の柳井映潤さんが主宰。「混沌とした世の中で、一歩でも半歩でもよい方に向かうように」との思いを込め、テーマを「祈り」とした。
会場には、教育部(幼年から中学生まで)24人の生徒と、高校生から70代までの生徒22人による毛筆・硬筆の漢字、かな、近代詩文書、ボールペン字の作品が展示。柳井さんの書も合わせると、約80点の力作が並ぶ。
また、小色紙を中心とした展示や、来場者が好きな言葉を書いたり、折り紙で折り鶴を折ったりできる「ほっとコーナー」も設けられる。
柳井さんは20代で書道を始め、30代で書道教室を開講。今年で45年を迎えた。全日本書道院で故・宇山栖霞(せいか)に師事し、現在は書道研究玄游会(山陽小野田市)会長、矢田照濤(しょうとう)に師事する。
「楽しく、一生懸命に稽古を重ねてきた集大成をぜひ見て」と柳井さん。時間は午前9時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)。