NPO法人J.POSHは、2009年から毎年10月第3日曜を「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(JMS)」と設定。多忙な女性が日曜を利用して乳がん検診を受けられるよう、今年も10月15日(日)に全国の賛同医療機関で検診が行われる。
乳がんは、早期発見での生存率が90%以上と”治るがん”。定期的な検診が死亡率を大きく低下させることも、研究によって確認されている。
加えて大切なのが「乳房を意識する生活習慣(ブレスト・アウェアネス)」だ。女性が日頃から自身の乳房の状態に関心を持ち、「変化を感じたらすぐに相談・受診する」行動が、早期発見にもつながる。
1999年にマンモグラフィーを導入し、20年以上の検査実績を持つ阿知須同仁病院(山口市阿知須)も、JMSに賛同。10月15日だけでなく、9月28日(木)午後6時から8時までと、11月12日(日)午前9時から正午までにも、検診日を設ける。女性の診療放射線技師と検査技師がマンモグラフィー検査やエコー検査を担当。セルフチェック(自己触診)の方法も教えてもらえる。
受診の予約、問い合わせは、同院(TEL0836-65-5778)へ。