山口市の一の坂川・竪小路周辺における和装での散策を呼びかける催し「着物deおさんぽ」が、11月18日(土)から26日(日)まで開かれる。2019年5月の初開催以来、毎年春と秋に実施されており、今回で10回目を迎えた。主催は山口市で、企画・運営は大路ロビー(TEL083-920-9220)の指定管理者・NPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(内山秋久代表)。
期間中、着物を身に着けて、エリア内の16店舗(施設)を利用すると、お菓子や記念品がもらえたり、商品購入時の割引サービスが受けられたりする。湯田温泉の狐の足あと(湯田温泉2)も、足湯の利用料が半額になる。
プロカメラマンに自身の着物姿を撮影してもらえる「人気の紅葉スポットでモデル気分♪」は、19日(日)と23日(木・祝)に開催。19日の撮影場所は大路ロビー周辺で、23日は山口市菜香亭内。開催時間は午前10時半から午後3時までで、1組当たり15分。料金は1000円で、撮影データを受け取ることもできる。希望日・時間は先着順なので、希望者は大路ロビーへ予約を。当日でも、空きがあれば申し込み可能だ。
また、18日にはワークショップ「伝統素材ひわだを使ったナチュラルホリデーリース」(午前10時、午後1時、3時から)がアトリエひわだや(円政寺町6)で開催。23日には「着物のナチュラル和菓子体験とお抹茶」(午前10時、11時15分から)が山口ふるさと伝承総合センター(下竪小路)で、「春夏秋冬と山寅楼」(午前10時から午後4時まで)が旧山寅楼(新馬場2)で、それぞれ開かれる。
「山口の秋を着物で楽しんで」と主催者。「着物を持っていない」「自分では着付けができない」といった人は、山口市菜香亭(TEL083-934-3312)、部坂呉服店(TEL083-923-1889)、LAWAKU(TEL083-902-6454)で、着物レンタルや着付けサービスを利用することができる。3カ所とも、前日までの予約が必要だ。