世界最高齢のゲームアプリ開発者として、88歳の今も現役で活躍する若宮正子さんによる講演「『単なる長寿』から『健康寿命』へ、そして『活動寿命』へ」が、1月21日(日)午後2時から3時半まで、山口県総合保健会館(山口市吉敷下東3)で開かれる。
若宮さんは、1935年生まれ。58歳の1993年にパソコンを購入。独学で操作する中で表計算ソフト「エクセル」を使った手芸「エクセルアート」を考案。洋服の模様やうちわ、ブックカバーなどのデザインに使用するなど、ユニークな活用法は、エクセルを開発・販売するマイクロソフト社からも称賛の声が寄せられた。2017年、81歳でゲームアプリ「hinadan」を開発。「世界最高齢のアプリ開発者」として、アップル社(米国)CEOのティム・クック氏から「世界開発者会議」(WWDC2017)に招待された。以後、国連総会での基調講演や、内閣府主催の「人生100年時代構想会議」にも最年長メンバーとして参加。現在も「ICT伝道師」として、著書の執筆や全国各地での講演など、精力的に活動している。
定員は先着700人。聴講は無料だが、事前の申し込みが必要だ。希望者は、はがきに氏名、年齢、住所、電話番号、同行者氏名(3人まで)を明記して(一社)山口県勤労福祉共済会事務局(〒753-8501 山口市滝町1-1、山口県庁労働政策課内、TEL083-933-3223)へ郵送すること。ハートピア共済ウェブサイト(http://heartpia810.jp/)から申込用紙をダウンロードすれば、ファクス(FAX083-933-3229)でも申し込める。締め切り(当日消印有効)は12月22日(金)。入場整理券は、受付完了後に順次送付される。
「『人生100年時代』と言われる今、自分の未来にふたをせず、新しいことに挑戦を続ける若宮さんから、自分らしく輝く人生を送るヒントをつかんでほしい」と、主催の同事務局。