消費行動は「社会への投票」とも言われている。持続可能な世界を目指す2030年までの目標「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)を達成するためにも、われわれ一人一人が「エシカル(倫理的)消費(人や社会、環境に配慮した消費行動)」を心掛けることが重要だ。
エシカル消費につながる"やさしい商品"には「サステナブルラベル」が貼られている。「サステナブル」とは、「持続可能な」「ずっと続けていける」といった意味だ。
近年は、地球の環境を壊さず、限りある資源を大事に使い、未来の世代もずっと地球で生活し続けていけるような行動への機運も高まっている。そのため、「サステナブルな暮らし」「サステナブル経営」「サステナブルファッション」などの言葉も、よく耳にするようになってきた。
エシカル消費を実践することで、山口市の特産品などがもらえるキャンペーンが、12月28日(木)まで実施されている。異なる三つのサステナブルラベルを集め、専用の応募はがきで送る(切手は不要)。応募者の中から抽選で40人に、山口市内の特産品や商品券・電子ポイント等が当る。
対象となるラベルは、「FSC認証」「MSC海のエコラベル」「RSPO認証油マーク」「エコマーク」「国際フェアトレード認証ラベル」「レインフォレスト・アライアンス認証マーク」「ASC認証」「伝統マーク」「有機JASマーク」「やまぐちブランド」「間伐材マーク」の11種類だ。
応募はがきのついたチラシは、山口市の各総合支所・地域交流センターや各図書館、スーパーマーケットなどに設置してある。問い合わせは、主催する「温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち」(山口市環境政策課内、TEL083-941-2181、http://tomeruccha.jp/)へ。