今年度二十歳を迎える人たちの門出を祝う「二十歳(はたち)のつどい」が、山口市と美祢市では1月7日(日)に開かれる。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年以降は延期や分散開催などされていたが、昨年5月に感染症法の位置付が5類に引き下げられたことで4年ぶりに"通常開催"で実施される。
今年度に二十歳を迎えるのは、2003年(平成15年)4月2日から2004年(平成16年)4月1日までに生まれた人。山口市は、住民基本台帳に登録(2023年11月1日時点)されている2021人(男性1022人、女性999人)と、登録はないが参加を希望している253人の計2274人が対象。当日は約1500人の参加が見込まれている。
美祢市は、住民基本台帳に登録(2023年12月20日時点)されている221人(男性96人、女性125人)で、約130人が参加する予定という。
山口市
山口市の「二十歳のつどい」は、山口市民会館(山口市中央2)で午後2時から。記念式典では、国歌斉唱、伊藤和貴山口市長の式辞、来賓祝辞などに続き、参加者を代表して松本光さん(山口市鋳銭司)と田中壱さん(山口市大歳)が「二十歳の誓い」を宣言する。
開式前の1時40分からは、「山口放牧牛」の肉や秋穂のえび商品、米など、山口市内の特産品が景品として当たるアトラクション「大抽選会」も実施される。
式典後の2時50分から4時5分までは、市内21地域別の記念写真撮影が、同館内の4カ所でなされる。
当日、会場内には市民団体「山口の街並を着物で歩こう会」によって「着くずれお直しコーナー」が設置される。また、山口市内の呉服店5店舗(山口井筒屋呉服売り場=中市町3、ふじもと=米屋町2、エムラきもの館=米屋町1、近江屋=道場門前1、岡藤呉服店=下竪小路)でも振袖や袴の着くずれを無料で直してもらえる。
美祢市
美祢市の「二十歳のつどい」は、美祢市民会館(美祢市大嶺町東分)で行われる。
午前10時からの式典では、篠田洋司美祢市長の式辞、来賓祝辞、記念品贈呈に続いて、大谷春樹さん(美祢地域)、内藤龍也さん(同)、中島真也さん(美東地域)、岡村美雨さん(秋芳地域)が「二十歳のつどい代表挨拶」をする。
10時40分からのアトラクションでは、美祢市出身の重本卓也さんがメンバーのコンビ芸人「20世紀」(吉本興業)による公演が行われる。
11時半からは記念写真撮影、12時半からは交流会が開かれる。