1月21日(日)午前10時半から午後3時半まで、「第1回大内蹴鞠ワールドカップ」が開催される。会場は、築山跡史跡公園(山口市上竪小路)。
奈良時代初頭までに中国から伝わったとされる蹴鞠は、平安時代に貴族の間で流行。鎌倉時代にさらに広がり、室町時代には武家のたしなみとされるようになった。会場となる「築山跡」は、室町時代に西日本一帯に強大な勢力を誇った大内氏第13代当主・大内教弘の居館だった場所。そこで、「おそらくは当時、この地で蹴鞠も興じられていたはず」と、現代版にアレンジした「大内蹴鞠」の"世界一"を決める大会を、山口観光コンベンション協会(TEL083-933-0088)が企画した。
当日は、1チーム6人の16チームが競い合う。また、京都から「けまり鞠遊会(きくゆうかい)」も招き、デモンストレーションも行ってもらう(午後2時半~)。