自身が営業所長を務める阪急交通社山口営業所が2014年2月17日の開設から10周年を迎える。「節目を記念して、山口営業所単独ツアーなどの企画をさらに増やしていきたい」と意気込みを語る。
コロナ禍によりダメージを受けた旅行業界だが、山口宇部空港と台湾を結ぶ国際チャーター便を利用した同社企画のツアーは、2023年12月の発売開始と同時に完売。「旅行需要が一気に戻ってきた感じ」と話す。
需要拡大に伴い、将来的には「営業所から支店への昇格」を、2年後を目標に見据えている。
旅行好きで旅行会社の営業マンに憧れて選んだ仕事の魅力は、ツアー客と仲良くなったり、その土地ならではの人間性や文化に接したりできること。1月1日に被災した能登半島にも多くの取引先があるといい、「観光で復興に貢献したい」と話す。
【プロフィル】1973年12月、福岡県生まれの50歳。西南学院大卒業後、ハウステンボスに就職。2001年、阪急交通社に入社し、九州地域の各支店での勤務を経て、2020年4月に山口営業所長として赴任。趣味は旅行と旅先での居酒屋巡り。