2月25日(日)午前10時から午後3時半まで「第5回山口県認知症カフェサミット」がある。山口県の主催で、テーマは「地域の仲間とつながる! 認知症カフェ」。会場はKDDI維新ホール(山口市小郡令和1)で、会場参加とオンライン参加が選べる。定員は各200人。
認知症カフェとは、認知症を発症した本人や家族、地域住民、医療・介護職員など誰もが気軽に集い、情報交換や交流ができる場のことだ。この催しは、認知症に関する理解を深め、認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、認知症カフェの普及啓発や設置促進を目的に開催される。
開会後の10時10分からは「希望大使と考える認知症カフェ」のテーマで座談会と動画上映がある。座長は、下関病院 認知症疾患医療センター長の中山寛人さん。その後、11時25分からは「地域とつながる!認知症カフェ」と題した講演が行われる。講師は山口大学大学院医学系研究科公衆衛生学・予防医学講座講師で、NPO法人山口ヘルスプロモーションネットワーク理事長の長谷亮佑さんが務める。
休憩をはさんで午後1時からは「地域と連携したカフェ運営」の演題で、活動紹介とグループディスカッション。座長は中山さんが務め、仁保の里山茶屋(山口市)やららカフェ(下関市)の活動が紹介される。
会場では、39歳で若年性認知症と診断されながら、現在も認知症本人のための相談窓口の活動や講演を行う丹野智文さん夫妻を描いた映画「オレンジ・ランプ」の上映(午後0時半から午後2時10分でまで、会場参加のみ)や、模擬カフェ体験(正午からと午後2時からの2回、同)も開催される。
参加は無料だが、事前の申し込みが必要だ。希望者は、ウェブサイト(https://y-ninchicafe.net/)にある応募フォームからか、氏名、電話番号、メールアドレス、参加方法(会場またはオンライン)、参加者区分、参加予定のプログラムを記載して、ファクス(083-974-4122)で申し込む。
問い合わせは、事務局のヒューマン・クリエイト(TEL083-973-8844)へ。