3月10日(日)まで、大内文化や明治維新の面影を残す大殿大路(山口市)を中心に、「やまぐち大殿ひなさんぽ」が開かれている。店舗や公共施設など22カ所に、製作年代や素材の異なるひな人形が展示されており、通りを散策しながら自由に観賞できる。大路ロビー(山口市下竪小路、TEL083-920-9220)の指定管理者であるNPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(内山秋久理事長)が2012年から主催するイベントで、2024年で13回目となる。展示施設は次の通り。(順不同)
- 焼き菓子YAOZE後河原店・瑠璃光寺店
- 三間地醤油店
- お茶の鴻雪園
- 春夏秋冬
- やまぐち萩往還案内所
- 岡藤呉服店山口店
- 山口児童館
- 十朋亭維新館
- 大路ロビー
- アトリエa.p.r
- 古着屋313
- 大殿地域交流センター
- TSUKINOWA
- ファブラボ山口
- 遊恭茶房おかだ
- 豆子郎大内館店
- 山口ふるさと伝承総合センター
- 山口風月堂
- やまぐち献血ルームFor you
- 山口市菜香亭
- 部坂呉服店
ひなさんぽDAY
3月3日(日)には、「大殿ひなさんぽDAY」と題された集中イベントも実施される。
小学生以下が対象のゲーム「さくらちゃんをさがせ!!」は、午前10時にスタート。最初に大路ロビーで「参加カード」をもらい、エリア内に類似キャラとともに"隠れている"大路ロビーのキャラクター「さくらちゃん」を間違えずに見つける。同施設のスタッフに正解の場所を伝えると、景品がもらえる(先着50人)。
「アトリエa.p.r」(片山涼子代表)によるファッションショーは、午後2時開場・2時半開演。大殿大路にレッドカーペットが敷かれ、古き良き街並みをランウェイに、着物をリメークした衣装をまとったモデルたちが歩く。今回のテーマは「山口ツーリズム」だ。
なお、同日は正午から午後3時半まで、萩山口信用金庫竪小路支店前からナルナセバまでの区間は、車両通行止めとなる。
「春めいた陽気になり、近隣の龍福寺、大内氏館跡池泉庭園、瑠璃光寺などは梅の見ごろも迎えている。これらも合わせて、いろいろなおひなさまを訪ねてもらえたら」と主催者は呼びかけている。