「山口自然史同好会」(長冨肇会長)が、2024年度の会員を募集している。
同会は「郷土の自然に学び、各地を巡検し、大地の生い立ちの知識をより深めるとともに、会員相互の親睦と健康を図ること」を目的に活動している。山口高校の開放講座「自然史講座」の受講生らを中心に1993年に発足した会で、約50人の会員が在籍している。
2024年度の活動予定は次の通り(すべて日曜の開催)。
- 4月14日=総会・記念講演「国道9号に沿った活断層と地震」(講師:金折裕司さん)
- 5月12日=阿東・嘉年巡検「石灰岩地帯と阿武川の源流を訪ねて」(案内者:塩見興一郎さん)
- 6月1日(土)・2日=姫島(県外)巡検「火山と歴史の島を訪ねて」(案内者:同会巡検委員)
- 9月8日=自然史講座「マムシグサの不思議」(講師:藤原俊明さん)
- 10月20日=巡検「国道9号に沿った活断層」(案内者:金折裕司さん)
- 11月10日=ハイキング「石州街道秋の阿東路を歩く 地福-徳佐」(案内者:同会巡検委員)
- 12月8日=自然史基礎講座「地球温暖化について」(講師:亀山俊弘さん)、自然よもやま話「今年の活動を振り返って」(発表者:城市育朗さん)
年会費は5000円(4月14日の総会時に納入)で、巡検費用は別途必要。申し込みは、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、〒753-0897 山口市嘉川5025、長冨肇さん(TEL083-989-6127)へ。締め切りは3月31日(日)。
「山口大学で地質学を教えていた金折裕司さんによる記念講演および巡検は、特に専門的な話を聞くことができる。多くの人に入会してほしい」と同会。