柄杓(ひしゃく)のような長い嘴(くちばし)を持ち、よく似たダイシャクシギとコシャクシギの中間の大きさであることが名前の由来。干潟のカニが主なエサで、カニの巣穴に嘴を差し込んで探します。カニの掘る穴がまっすぐではなく少し曲がっており、隠れるカニを探すために湾曲した形の嘴が役立つようです。
山口湾の干潟では春の大型連休頃に五百羽程の群れが飛来します。セブンホイッスラーと呼ばれるホイピピピピピピピという鳴き声も目立つので探してみてください。
チドリ目 シギ科
[全長] 42㎝
[時期] 春と秋の渡りの時期に見られる旅鳥
Facebookページに飛んでみよう!
チュウシャクシギのエサ捕り
新光産業きらら浜自然観察公園 寺本 明広