5月10日(金)にやまぐちリフレッシュパーク(山口市大内長野)で開かれる大日本プロレスの山口大会を前に、現BJW認定世界ストロングヘビー級王者の青木優也選手(27)と、山口市出身の熊川悠司リングアナウンサー(28)が、大会のPRにサンデー山口を訪れた。
青木選手は昨年5月4日、岡林裕二選手からベルトを奪取。以後8回の防衛を重ねている。デビューは2017年1月で、憧れの存在だった山口市出身の大谷晋二郎選手とは2019年にシングル初対戦。大谷選手が所属する団体「ZERO1」のシングルリーグ戦「火祭り」にも出場した。同年、米国・WWEでも活躍したTAJIRI選手に勝利し、第4代BJW認定ジュニアヘビー級王者に。翌年にヘビー級に転向した。大谷選手らが結成した"熱い"ユニット・ホットジャパンにも名を連ねる。第21代BJW認定世界ストロングヘビー級王者としてはこれまで、浜亮太、中之上靖文、神谷英慶、関本大介、吉田和正、レイトン・バザード、菊田一美、野村卓矢を相手に防衛。同団体年間最大のビッグマッチとなる5月4日(土・祝)の横浜武道館大会では、橋本大地選手の挑戦を受ける。
2014年に明治大に進学するまで山口市で過ごし、「自分が育った山口市で大会を開きたい」と3年前に本大会を企画した熊川さんは、2019年にリングアナウンサーとして同団体に採用され、同年7月にデビューした。一昨年と昨年の山口大会はサブアリーナで開かれたが、今年はメインアリーナでの開催となる。「地元でのご縁をいろんな人につないでもらい、支援の輪が広がっていることを実感している」と感謝する。
同団体の本拠地でもある横浜市出身の青木選手は、2年続けての山口でのPR活動を通じて、「青木だ!」と声を掛けられるようになったという。「凱旋できる『地元』のない自分にとって、山口は第2のふるさとのような存在。見に来てくれた人たちが元気になるような試合を届け、『山口をもっとホットに!!』盛り上げたい」と意気込みを語る。
午後6時半試合開始の同大会には、橋本大地(故橋本真也の長男)、関本大介、伊東竜二、神谷英慶、関札皓太、石川勇希、星野勘九郎、アブドーラ・小林、宮本裕向、エンデル・カラ、マッドマン・ポンドらが出場。山口市出身の永尾颯樹選手(ZERO1所属)は3年連続で、防府市出身のアストロZ選手(フリー)は初参戦する。レノファ山口FCともコラボし、会場には同チームマスコットキャラクターの「レノ丸」も来場する。
前売り券は、最前列5000円、特別リングサイド4000円、自由席3500円で、おおすみ観光(山口市朝田)、やまぐちリフレッシュパーク、コンビニ端末などで購入できる。当日券は各500円高。そして「山口の子どもたちに、プロレスの楽しさを伝えたい」と、小学生以下は無料、18歳以下は1500円で入場できる(学生証や身分証の提示が必要)。問い合わせは大日本プロレス(TEL045-507-1751)へ。
大日本プロレスは、1994年にグレート小鹿らが設立。蛍光灯や有刺鉄線などさまざまな道具を使っても良い「デスマッチ」で人気を集め、今は肉体同士のぶつかり合いで魅せる「ストロング」路線も定着。それぞれに王座を設け、リーグ戦なども開催している。
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