第40回「宮野ホタルまつり」が、6月8日(土)午後4時から8時半まで、宮野地域交流センター(山口市宮野下)で開かれる。主催は宮野ホタルまつり協賛会(TEL083-934-5005)。雨天の場合、翌9日(日)に延期される。
今回は、1985年の第1回から数えて40回目の節目となる。そこで、記念のスペシャルイベントも企画されている。
交流センター1階には、ホタル委員会の活動を紹介する動画やパネル、宮野小学校児童らのホタルに関する作文やイラストが展示。2階には、麦わらを使用して蛍かごを作るワークショップ(先着30人、500円)やゲームコーナーなど、多彩な企画が用意されている。
広場には、宮野商工振興会、宮野小学校PTA、宮野自治連合会などの協力団体による飲み物、焼き鳥、ポップコーン、うどん、綿菓子などの飲食ブースがズラリと並ぶ。さらに、和菓子付きの茶席や、千本引き、スーパーボールすくい、わなげ、ヨーヨー釣りなど、子どもから大人まで楽しめるコーナーもある。
イベントステージは、宮野中学校吹奏楽部による演奏で5時にスタート。5時半からは、宮野小学校児童のホタルに関する作文・イラストの表彰、代表児童による作文朗読などのセレモニーが行われる。続いて6時からは、小学6年生までの子どもが対象の「お菓子まき」。
40回記念のスペシャルイベントは6時半から。2020年から毎年、山口きらら博記念公園でシャボン玉イベント「泡a-so-bi」を開いているオレンジハーフによるシャボン玉パフォーマンスが披露される。続いて山口県警音楽隊によるコンサートも開かれる(雨天延期の場合中止)。空くじ無しのビンゴゲームは7時40分頃から。1枚100円のビンゴカードは1人3枚まで購入することができる。
駐車場は同センター向かいの宮野小学校グラウンドと宮野中学校グラウンドに、駐輪場は宮野小学校正門脇やプール下などに用意される。また、宮野郵便局と同センターを結ぶ市道は、3時55分から8時半(予定)まで車両通行規制がかかる。
「日頃からホタルの世話をしてくれているホタル委員会をはじめ、宮野小学校の児童には感謝している。この催しは、地域振興につながるよう毎年創意工夫を重ねているので、子どもから大人まで楽しんでもらえれば」と主催する同協賛会。
宮野小学校にホタルを飼育する「ホタル委員会」が発足したのが1983年で、翌1984年に初めてホタルの幼虫を放流した。さらに、その翌年の1985年に山口ふれあい館(山口市宮野上)が開館。それらの要素が重なったことで、成虫となったゲンジボタルの乱舞や展示等を楽しんでもらおうと、同館を会場に「宮野ホタルまつり」は始まった。2020年(第36回)と2021年(第37回)はコロナ禍で中止された(回数はカウント)が、宮野地域交流センターに会場を移すことでイベント内容や交通アクセスなどの見直しを図り、2022年に再開された。