「若い世代に地元の歴史や説話を伝え、郷土愛醸成につながれば」と大歳史談会(武波義明会長)が大看板を設置した。
縦約180センチ、横約270センチの大看板は、大歳地域交流センター(山口市矢原)前に登場した。これまで史跡看板を地域内6カ所に整備してきた同史談会が、2024年4月に集大成版を設置した。
現在の道路や建物を示した地図上に史跡・旧跡、軽便鉄道路線、昔の境界線、石州街道などが併記され、地元の“今昔”が一目でわかる。
さらに、縄文時代からの年表、大歳民謡、大歳にゆかりのある偉人、歴史散策コースも紹介されており、看板内に示されたQRコードを読み取ると、動画でも歴史散策を楽しむことができる。