映画「ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」(2024年)が、6月30日(日)に山口市民会館(山口市中央2)で上映される。
国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画43作目となるこの作品は、原作者である藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品でもある。テーマは「音楽」。もし地球から音楽が消えたらどうなるのか? 地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが、地球を救うための壮大な冒険を繰り広げる。
学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太。その前に現れた不思議な少女・ミッカは、のび太の吹くのんびりのんきな「の」の音を気に入り、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた「音楽(ファーレ)の殿堂」にドラえもんたちを招き入れる。彼女はこの殿堂を復活させるため、一緒に音楽を演奏する達人を探していたのだった。ひみつ道具「音楽家ライセンス」を使ってミッカと共に楽器を奏で、少しずつ殿堂を復活させていくドラえもんたち。その時、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってくる―。
監督は「映画ドラえもん のび太の宝島」で史上最高興行収入53.7億円を打ち立て、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」も手がけた今井一暁が務めた。芳根京子、石丸幹二、吉川晃司らが声優としてゲスト出演。主題歌は、サブスク・令和時代の象徴的な存在として注目を集めているVaundyが担当した。
本上映会を企画した同館の西村真治主任は「演奏シーンのアニメ表現は、まるでコンサート会場にいるような感覚も味わえる。音楽をテーマにした本作品を、音楽ホールの山口市民会館で、ぜひ楽しんでほしい」と鑑賞を呼び掛けている。
上映は、午前10時から11時55分までと、午後2時から3時55分まで。前売り券は、一般1500円、60歳以上のシニア1200円、学生・子どもは800円。同館、YCAM、ローソンチケットで購入できる。当日券はそれぞれ、1800円、1500円、1000円になる。3歳未満は入場不可。
問い合わせは同館(TEL083-923-1000)へ。
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希望者は「身近であった楽しい出来事・話題」(匿名での紙面紹介あり)、氏名、郵便番号、住所、年代、電話番号、メールアドレス、希望鑑賞時間を明記し、はがき(宛先は〒753-0064 山口市神田町8-1)または応募フォーム(https://qlear.cloud/sunday/240615-present1)でサンデー山口「映画ドラえもん」係へ。6月22日(土)必着。当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。