性的少数者・LGBTQ+(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング、プラス)への理解を深めてもらい、応援しようというイベント「山口レインボープライド」が、6月29日(土)に山口市中央公園(山口市中園町7)で開かれる。時間は、午前10時から午後4時まで。県内初開催だった昨年に続き2回目。主催は同実行委員会(田中愛生委員長)。
会場には県内外の支援団体らによる16のブースが並び、啓発グッズの配布、ボディー&フェースペイント、着物の着付け、ポップコーンや綿菓子の販売などがされる。
ステージでは、「パートナーシップ制度」について考えるトークショーや、ドラァグクイーン(派手なメークと女装のパフォーマー)・ライター・歌手などとして活躍中のエスムラルダによるスペシャルステージ(午前11時半~)も。
そして、性別、年齢、国籍などに関わらず、誰もが自由で平等な社会を訴える「プライドパレード」は、午後1時に同公園を出発。約1時間半、市中心部の3キロを練り歩く。500人の参加者が募られており、申し込みは応募フォーム(https://helpdog.ai/f/yrp2024/form_0237c5e3)から。当日会場でも、午後0時半まで申し込むことができる。
「昨年から出展ブースもパレードのフロート人数枠も増えた。展示や交流などを通じて、性の多様性を知るきっかけになれば。気軽に立ち寄って」と、鈴木朋絵事務局次長は呼びかけている。
なお、同日同公園では、湯田温泉酒まつり実行委員会による日本酒・ビール・バーベキューを提供する催し「地元のチカラまつり」が午前11時から午後4時まで、日本青年会議所中国地区協議会による「目指せ世界最多の餅まき菓子まき大会」が午後4時15分から30分間開かれる。後者の受け付けは午後2時から(先着順)。