総務省が推進する「地域活性化企業人」制度を活用した山口市からの要請で、JR西日本職員から同市に派遣。6月1日付で観光交流課に配属され、伊藤市長から辞令を受け取った。JRグループが2026年10月から県を対象に展開する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」を見据えた事業のプロジェクトリーダーとして業務に当たっている。
「山口の魅力をお客様に伝えられるよう、これまでの経験を生かしながらしっかり準備を進めていきたい」と、着任1カ月の現在。
2024年1月、ニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」の3番目に山口市が紹介され、海外からの観光客も増えているが、「国内外を問わずお客様目線を第一に、いろいろな楽しみ方があることを発信し、魅力を体感してもらいたい」と語る。
【プロフィル】1969年1月、兵庫県神戸市出身の55歳。北海道大法学部卒業後、1991年にJR西日本入社。天王寺駅(大阪府)助役、長岡京駅(京都府)駅長などを経て、2022年10月から2024年5月まで下関駅駅長を務め、現職へ。趣味は旅行。