加齢とともに衰えてくる筋肉や骨格などの運動器機能。それらの低下を防ぐために必要なことを学べる講演会「生涯歩ける身体を作るために今始めたい運動習慣」が、7月17日(水)午後2時半から3時半まで、KDDI維新ホール(山口市小郡令和1)で開催。参加者が募集されている。主催は、山口市産業交流拠点施設内にあるスポーツクラブ・メディフィットラボで、講師を務めるのは提携医療機関・小郡第一総合病院の藤井裕之病院長。
元気で自立した生活を送るために大切なのが「健康寿命」だ。しかし、運動器機能の衰えや、足や腰に痛みなどの障害が生じると、立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」になってしまう。講座では、整形外科医の藤井病院長から「ロコモ」についての解説を受けられるとともに、運動機能の低下を防ぐために必要な運動習慣について説明。ロコモになる前に取り組むべきことを学ぶことができる。
定員は先着150人で、参加は無料。申し込み・問い合わせは、同施設(TEL083-902-2099)へ。ウェブサイトの詳細ページ(https://ishinhall.com/2024/06/post-12606/)からもエントリー可能だ。
「ロコモティブシンドロームはトレーニングで予防できる。健康寿命の延伸にぜひ役立てて」と同施設。