8月8日(木)、陸上自衛隊山口駐屯地(山口市上宇野令)で「音楽と花火の夕べ」が開催される。主催は同駐屯地と宮野商工振興会で、前者が音楽イベントと夜店を、後者が花火の打ち上げを担当する。今年で39回目。雨天や強風の場合は、翌9日(金)、10日(土)、26日(月)、27日(火)と順延される。
午後4時半から、同駐屯地は一般開放される。戦車や装甲車などの自衛隊車両や、所在する第17普通科連隊の活動を紹介する写真パネルなどが展示され、自由に見学できる。また、23台のキッチンカーも並び、縁日気分で多彩なグルメも楽しめる。
音楽イベントは5時半から7時半までの開催。同駐屯地音楽部と中村女子高校吹奏楽部がジョイント。さらに山口高校徳佐分校の生徒も加わって、さまざまな楽曲を演奏する。続いて、自衛隊広報ビデオも上映される。
花火の打ち上げは8時から。周囲に水が無く、山に囲まれた盆地で打ち上げられる花火は珍しく、音響効果も抜群。約1000発が観客席のすぐ近くから打ち上げられるので、迫力も満点だ。
イベントのトリを飾るのは、同駐屯地有志で構成される「山口維新太鼓」。8時40分から約10分間、太鼓演奏が披露される。
駐車場は自衛隊訓練場(約300台)に、駐輪場は駐屯地内東門横と正門近くの自衛隊山口地方協力本部内に設けられる。また、会場周辺は交通規制もされ、東門は7時から打ち上げ終了まで通り抜けできなくなる。
32歳未満が対象 「自衛隊募集広報の日」
そして、この日の午後には「自衛隊募集広報の日」と題された採用広報活動も実施される。対象は小学生以上32歳未満の社会人および親族で、時間は午後2時から5時まで。内容は、ロープワークや指紋採取等の自衛隊体験、懸垂降下訓練や施設内の見学などだ。さらに参加者は、花火を特別招待席で観覧することもできる。事前申し込みが望ましいが、当日でも空きがあれば参加できる。
申し込み、問い合わせは同駐屯地(TEL083-922-2281)へ。