夏休み最終盤の8月31日(土)に「真夏の昆虫教室」が、山口きらら博記念公園(山口市阿知須)内「2050年の森」で開かれる。時間は午前9時20分から11時までで、講師は「やまぐち昆虫楽会」の角田正明会長が務める。定員は15家族(約60人)。
参加者たちはまず、森を散策しながら昆虫の生態を約1時間観察。木と昆虫との関係性についても学ぶ。その後、10時半から11時までは「クワガタムシの生態と飼育講座」。クワガタムシの成虫が各家族に配布され、実物を見ながら、育て方と長生きさせるコツについて説明を受ける。クワガタムシは持ち帰ることができ、「2、3年は生きる」という。
参加は無料だが、往復はがきでの申し込みが必要だ。希望者は、往信用裏面に郵便番号・代表者の住所・参加者全員の氏名・携帯電話番号を、返信用表面に代表者の住所・氏名を明記して、主催のやまぐち里山ネットワーク(〒754-0302、美祢市美東町赤3108)へ郵送する。締め切り(消印有効)は8月20日(火)で、応募者多数の場合は抽選となる。問い合わせは同会の赤川瑞夫さん(TEL090-3637-1607)へ。
会場の「2050年の森」は、2012年5月に開催された「第63回全国植樹祭」の一般植樹会場で、面積は約10ヘクタール。30~50年後に海岸林として機能するとともに、県民に親しまれる森林となることを目的に、植樹や県産木材の丸太を使用した遊具設置などの整備が続けられている。今回の催しは、この「森」についてもっと知ってもらおうと、やまぐち里山ネットワークが企画した。