弦楽四重奏団「クァルテット・インテグラ」のリサイタルが、9月14日(土)午後2時から、秋吉台国際芸術村(美祢市秋芳町)で開かれる。
2015年に桐朋学園に通う三澤響果(第一バイオリン)、菊野凜太郎(第二バイオリン)、山本一輝(ビオラ)、築地杏里(チェロ)によって結成されたグループで、2018年から4年間サントリーホール室内楽アカデミーに在籍。その後は、ロサンゼルスのコルバーン・スクールでレジデンス・アーティストとして、マーティン・ビーバー、ジョナサン・ブラウン、クライブ・グリーンスミスに師事している。同芸術村が主催した第8回秋吉台音楽コンクール(2019年)では、弦楽四重奏部門第1位、ベートーヴェン賞、山口県知事賞(グランプリ)に輝いた。そして、2021年のバルトーク国際コンクール弦楽四重奏部門第1位、翌2022年の第71回ミュンヘン国際音楽コンクールでも弦楽四重奏部門第2位&聴衆賞を受けた。ニューヨーク、ロサンゼルス、フランクフルト、フィレンツェ、ナポリなどでもリサイタルを開催するなど世界的に活躍しており、国内でも第一生命ホールやトッパンホールなどでベートーヴェンやブラームスなどを取り上げたシリーズに取り組んでいる。今年3月には、昨年末脱退した築地に代わり、韓国人チェリストのパク・イェウンが正式加入した。
演奏曲目は、弦楽四重奏曲第2番ト長調作品18-2(ベートーヴェン)、弦楽四重奏曲第3番ニ長調作品18-3(同)、弦楽四重奏曲第7番ヘ長調作品59-1「ラズモフスキー第1番」(同)など。
入場料(全席自由)は、一般2500円、学生1000円。ローソンチケット(Lコード:64061)で事前購入、もしくは同施設のウェブサイト(https://aiav.jp/apply/?event=23485)で予約できる。問い合わせは同施設(TEL0837-63-0020)へ。未就学児は入場不可だが、託児サービス(1歳児以上)もある。申し込み締め切りは9月6日(金)だ。