映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(2024年)が、9月22日(日・祝)に山口市民会館(山口市中央2)で上映される。
市原隼人が主演を務めるドラマシリーズ「おいしい給食」は、2019年に放送を開始。1980年代が舞台で、市原演じる"給食を愛する中学教師"甘利田幸男と、給食マニアのライバル生徒・神野ゴウによる給食バトルを軸にした「笑って泣ける学園食育エンターテインメント」だ。シーズン1(2019年10月~12月)は「常節(とこぶし)中学校」、シーズン2(2021年10月~12月)は「黍名子(きびなご)中学校」が甘利田の勤務先で、各10話がオンエア。さらに、各シーズンの完結編として、「劇場版 おいしい給食 Final Battle」が2020年3月に、「劇場版 おいしい給食 卒業」が2022年5月に公開された。
「おいしい給食 Road to イカメシ」は、2023年10月から12月にかけて放送されたシーズン3の完結編。過去2作は、本州の架空の地が舞台だったが、本作は北海道・函館市が舞台。1989年、冬。中学教師・甘利田幸男は、北の地に降り立った。隠し持った真の目的はアレを味わうこと。だが忍川中学校への赴任から1年以上が経つも、アレは献立に登場しない。相変わらず給食のために学校へ行き、食の新ライバル・粒来ケン(田澤泰粋)と毎日ひそかにしのぎを削っている。一方、新米教師の比留川愛(大原優乃)は甘利田に憧れを抱き、近くにいたいと願っていた。ある日、忍川中学が給食完食のモデル校に選定される。町長選挙を前にして、政治利用に使われようとしていたのだ。不穏な空気を察知した甘利田は、おいしい給食を守るために立ち上がる! そんな中、アレとの頂上決戦の幕が上がろうとしていた…。
上映会を企画した同館の西村真治主任は「給食という誰もが経験したテーマで、老若男女問わず幅広い世代が楽しめる。また、コミカルなだけでなく、現代的な課題について考えさせられる場面もある。登場人物に悪い人がおらず、優しくて愛にあふれた本作を見ることで、温かい気持ちになってもらえたら」と、鑑賞を呼びかけている。
上映は、午前10時から11時55分までと、午後2時から3時55分までの2回。前売り券は、一般1500円、60歳以上のシニアとany会員は1200円、学生800円。同館、YCAM、ローソンチケット(Lコード:62417)で購入できる。当日券はそれぞれ、1800円、1500円、1000円になる。未就学児は入場不可だ。
問い合わせは同館(TEL083-923-1000)へ。
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希望者は「身近であった楽しい出来事・話題」(匿名での紙面紹介あり)、氏名、郵便番号、住所、年代、電話番号、メールアドレス、希望鑑賞時間を明記し、はがき(宛先は〒753-0064 山口市神田町8-1)または応募フォーム(https://qlear.cloud/sunday/240907-present1)でサンデー山口「おいしい給食」係へ。9月12日(木)必着。当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。