誰もが幸福感を持ちつつ安心して暮らせる持続可能な社会にしていくためにも、生活の拠点である「地域」における老若男女のリーダー役の育成が求められる。そこで、「地域における男女(とも)に活躍推進リーダー研修 令和時代の新たなチャレンジ!~地域を動かし未来をつくる」が、10月5日(土)午後1時から4時まで、山口県婦人教育文化会館(カリエンテ山口、山口市湯田温泉5)で開かれる。「男女問わず誰もが自治会長など『長』の役職を担えるように」と、やまぐちネットワークエコー(西山香代子代表、TEL090-1338-2058)が企画運営し、山口市が主催する。「関心のある人」なら無料で参加可能で、定員は70人。
オリエンテーションの後、山口大学経済学部教授でダイバーシティー推進担当副学長の鍋山祥子さんが「満足して暮らせる地域(well-being)について考えてみよう」の演題で1時間ほど基調講演する。
続いて、「自分ごと、としてのまちづくり~かかわって、面白く」がタイトルのワークショップ。テーマに、
- 「シニア(男女とも)に、ますます活躍してもらうには?」
- 「若者や女性がチャレンジ(起業や活動)しやすい地域にするには?」
- 「『よそ者』に優しい地域になるヒント」
- 「自治会活動をどう変化させれば、みんなで地域を担えるのか?」
- 「男女が労働者化する時代の子どもやシニアの居場所問題を考える」
- 「子育てしやすい(子どもも親にも優しい)地域にするには?」
- 「若者や子どもの『遊びたい!』を山口市で満たすには?」
- 「お店がなくても、食事や買い物のニーズを満たせる地域になる工夫」
- 「これからのデジタル化に、シニアを取り残さないために出来ること」
- 「災害時にも、老若男女が安心できる体制づくり」
の10項目を事前に用意。「その他(参加者からの提案テーマ)」も含めて、自分が感じている地域課題を一つ選び、同テーマを選んだ人同士でグループを作って話し合う。各グループには必ず山口大生も参加する仕組みで、「将来地域を担う若者たちと共に話し合ってみると、新たな発見があるかも」と主催者。
参加希望者は、同団体(FAX083-923-9833、v-kayo@c-able.ne.jp)へ、申し込みフォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSemYZUGARMV2BgYx9cIJaHcw7ZKmHkSSjR0HU70yh4epAjlIg/viewform)、ファクス、メールのいずれかで、名前、住所、電話番号を伝える。締め切りは9月20日(金)。