「山口ゆらめき回廊~待宵(まちよい)」が、9月21日(土)と22日(日)の2日間、香山公園(山口市香山町7)を舞台に開かれる。雨天の場合は中止される。
国宝・瑠璃光寺五重塔前の散策路をキャンドルでライトアップする、2007年から続く催しで、今回で18回目。現在、保存修理工事によって五重塔の姿が囲い(デザインシート)に覆われているため、昨年同様例年とは違った内容での開催となる。サブタイトルの「待宵」には「屋根葺き替え後の姿を楽しみにしよう」という意味が込められている。
散策路のライトアップは、両日とも午後6時半から9時まで。並べられた約1000個のフローティングキャンドルに、5時ごろから約200人のボランティアスタッフが火をともしていく。
昨年初開催の「キャンドルアート」は、枕流亭横広場に今年もお目見えする。本物の2分の1サイズの五重塔の形を、1500個のキャンドルを使って描く。およその大きさは、縦15メートル・横7メートルだ。21日のみの開催で、6時半ごろから一般の人も点灯体験できる(先着500人)。
さらに、茶道裏千家淡交会山口青年部による「ゆらめきの灯り茶会」(21日5時半~)、オカリナ・ケーナ奏者の和田名保子さんによる「ゆらめきコンサート」(22日7時~、8時半~)、「アトリエひわだやワークショップ」(22日7時半~)などの催しも予定されている。
問い合わせは、主催の大路小路まち・ひとづくりネットワーク(TEL083-920-9220)へ。