セミナー「つなぐ~100年企業『能作』5代目社長の葛藤と挑戦!」が、10月15日(火)午後2時から4時まで開かれる。会場は山口グランドホテル(山口市小郡黄金町1)で、聴講は無料。定員は先着100人だ。
講師を務めるのは、富山県高岡市の鋳物メーカー・能作の5代目社長、能作千春さん。彼女は、1986年富山県生まれで、神戸学院大学卒。2008年から神戸市内のアパレル関連会社で通販誌の編集に携わり、2011年に家業である能作に入社。2018年に専務取締役、2023年に代表取締役社長に就任した。著書に「つなぐ100年企業5代目社長の葛藤と挑戦」(幻冬舎)がある。
能作は1916年の創業。かつては仏具等の下請け製造が主だったが、2002年に就任した4代目社長の能作克治氏(現会長)が「スズ100%」のテーブルウェア「KAGO」を生み出すなど変革を起こし、「カンブリア宮殿」等数々のテレビ番組で紹介。約20年間で、売り上げを1.3億円から18億円にまで拡大させた。一方、娘の千春氏は、伝統産業と異業種をつないだ産業観光事業や、「錫婚式」ブライダル等の新規事業をいくつも立ち上げ。「ものづくり」の枠にとどまらないその活動ぶりは、「ガイアの夜明け」でも紹介された。本セミナーでは、自身の経験による事業承継時の準備や、後継者が持つべき心構えなどについて話される。
聴講希望者は、主催する山口商工会議所広域ビジネスサポートセンター(TEL083-972-0075、FAX083-973-2789)へ、事業所名、業種、受講者氏名、住所、TEL、FAXを、FAXもしくは申し込みフォーム(コチラから)で伝える。