本紙に「イラストでたどる石州街道」を連載中の古谷眞之助さんの個展「吉南風景イラスト展」が、10月10日(木)から14日(月・祝)まで、山口市菜香亭(山口市天花1)で開かれる。時間は午前10時から午後5時(最終日は3時)までで、入場無料。
2020年7月号から2024年4月号までの4年間、古谷さんは吉南医師会報(年4回刊)の表紙イラストを担当してきた。7月号からもさらに4年間担当するが、4年間の集大成として開催される。
会場には、会報の表紙を飾った吉南地域の名所イラスト16作品が展示。さらに、パークロード、サビエル記念聖堂、雪舟庭といった山口市内各地の風景(10点)、中国・四国・九州地方の城(8点)、SLやまぐち号(2点)を描いたイラストも、解説文や写生した場所を示した地図とともに並ぶ。A4サイズの紙にペンと水彩絵の具で描いた、透明感のある仕上がりが特徴だ。
額縁付きイラスト原画が6人に当たる抽選会も用意。古谷さんは「印刷物を見るのとは違い、原画だと線や色使いが直接伝わると思う。会期中は会場に常駐する予定なので、質問があれば気軽に話しかけてほしい」と来場を呼び掛けている。