映画「カラオケ行こ!」(2024年)が、10月14日(月・祝)に山口市民会館(山口市中央2)で上映される。
「夢中さ、きみに。」が2020年の第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞と第24回手塚治虫文化賞短編賞を受けた和山やまの人気コミックを、綾野剛主演で実写映画化した作品だ。
変声期に悩んでいる中学校の合唱部で部長を務める岡聡実(齋藤潤)は、ある日突然見知らぬヤクザの成田狂児(綾野剛)からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを回避するために、何が何でも歌が上手くならなければならないのだという。狂児の勝負曲はXJAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける聡実だが、次第に2人は親しくなっていき…。
聡実を演じたのは、オーディションで抜てきされた新星・齋藤潤。「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」「1秒先の彼」などの山下敦弘が監督を、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」「MIU404」などの野木亜紀子が脚本を務めた。出演は他に、芳根京子、北村一輝、坂井真紀、加藤雅也ら。
上映会を企画した同館の西村真治主任は「原作にあった『低体温な笑い』が、よく表現されている。中学生とヤクザのやり取りの面白さや、実写版ならではの歌唱シーン、原作にはない中学校生活の場面など、見どころ満載」と鑑賞を呼びかけている。
上映は、午前10時から11時50分までと、午後2時から3時50分までの2回。前売り券は、一般1500円、60歳以上のシニアとany会員は1200円、学生800円。同館、YCAM、ローソンチケット(Lコード:62413)で購入できる。当日券はそれぞれ、1800円、1500円、1000円になる。未就学児は入場不可。問い合わせは同館(TEL083-923-1000)へ。
【読者プレゼント】招待券ペア5組
希望者は「身近であった楽しい出来事・話題」(匿名での紙面紹介あり)、氏名、郵便番号、住所、年代、電話番号、メールアドレス、希望鑑賞時間を明記し、はがき(宛先は〒753-0064 山口市神田町8-1)または応募フォーム(https://qlear.cloud/sunday/241005-present1)でサンデー山口「カラオケ行こ!」係へ。10月10日(木)必着。当選者にはメールでお知らせし、チケットは上映当日に会場でお渡しします。