「ザ・チェンバーブラス~NHK交響楽団金管奏者たち」が、12月15日(日)午後2時から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。「N響」の愛称で親しまれている日本を代表するオーケストラの一つ、NHK交響楽団の金管楽器奏者5人によるコンサートだ。三井住友海上文化財団による助成制度「ときめくひととき」による公演で、入場料は低く抑えられている。
ザ・チェンバーブラスのメンバーは、2012年から同団の首席トランペット奏者を務める菊本和昭(トランペット)、山本英司(同)、木川博史(ホルン)、2023年6月にアルバム「フロウ・ウィズ・ザ・ブリーズ」を発売した池上亘(トロンボーン)、池田幸広(テューバ)。 同財団は「名手が集結した重厚かつ華やかなアンサンブルは必聴! 王道のクラシックからタンゴに至るまで名曲の数々を、トークを織り交ぜながらお届けする」と、その魅力を伝える。
演奏曲目は、「王宮の花火の音楽より『歓喜』」(ヘンデル)、「小フーガ ト短調」(バッハ)、「主よ人の望みの喜びよ」(バッハ)、「五重奏曲」(アーノルド)、「コッツウォルズの風景」(広瀬勇人)、「パリのアメリカ人」(ガーシュウィン)、「ブエノスアイレスの春、オブリヴィオン、リベルタンゴ」(ピアソラ)が予定されている。
同館の松田和寛副館長は「クラシックを中心になじみのある曲が多く、日本最高峰の奏者による華やかな演奏は、感動間違いなし。格安料金で鑑賞できるめったにない機会なので、ぜひ会場へ」と来場を呼び掛けている。
前売り券は、一般1500円で学生500円。山口市文化振興財団チケットインフォメーション(YCAM内、TEL083-920-6111)、同館、山口井筒屋、コンビニエンスストア設置端末などで購入できる。未就学児は入場不可で、当日券は各500円高。
問い合わせは同館(TEL083-923-1000)へ。