山口市大殿地域の魅力を発信しようと、YouTubeでの動画配信などを行っている「おおどのゆーちゅー部隊」(亀井大慈代表)はこのほど、同地域の店舗や文化財のキーホルダーを製作。「おおどのマニアックがちゃ」として、イベントでの販売を開始した。
同団体は、山口市内の大学生と地域住民で構成。題材としたのは、メンバーの店舗でもある「アトリエa.p.rのがま口」「堀北金物店の外観」「堀豆腐店の『ほりちゃんとうふ』」。文化財は、動画の再生回数が10万回を超えた「庚申(こうしん)塔」と「勅撰銅碑(ちょくせんどうひ)」。そして、8月末に安置された「洞春寺の令和の大仏」の計6種類だ。それらをカプセルに入れて中身のわからない状態にして、カプセルトイを販売する機械で提供する。
10月27日に山口市道場門前であった催し「クラフトマルシェ」で初めて販売。同会の近藤義則さんは「お目当ての品は人それぞれだが、豆腐、がま口、庚申塔など、『当たり』のガチャを引き当てて喜んでいる様子をたくさん見ることができた」と振り返る。
次回は、11月10日(日)に大殿地域交流センター(山口市大殿大路)で開かれる「大殿ふるさとまつり」の会場で、各50個・計300個が販売される。1個300円。時間は、午前9時半から午後3時半まで。