「体感! 秋の伝承ものづくり展」が、山口ふるさと伝承総合センター(山口市下竪小路)で11月24日(日)まで開催中。山口の伝統やものづくりを月替わりで紹介している「マンスリー企画」の11月の展示だ。
同センターで開かれている「ものづくり教室」の受講生やOBの作品発表会。陶芸(21人・34点)、革ろうけつ染めレザークラフト(22人・35点)、手織(14人・14点)、和裁(14人・24点)、トールペインティング&メタルエンボッシングアート(9人・18点)、パッチワークとちりめん細工(24人・52点)の作品が、ズラリと並んでいる。
また、「大殿ふるさとまつり」の会場となる同10日(日)には関連イベントとして、「大内塗」「陶芸」「革ろうけつ染めレザークラフト」「トールペインティング&メタルエンボッシングアート」「染色」、5種類のワークショップが開かれる。同センターへの事前予約が望ましいが、空きがあれば当日参加も可能だ。
小山哲彦館長は「ものづくりの醍醐味は、自分の手で生み出したものが形になること。作品を見て、『自分もやってみようかな』と思ってもらえたらうれしい」と話している。
10日には他にも、「VR体験」(午前10時~午後3時)、「湯田温泉直送足湯」(午前10時~午後4時)などのイベントがある。さらに、海外技術研修員として今年8月から来年2月まで同センターに在席しているブラジル日系3世の橋本愉美ラリッサさんがプロデュースする、ブラジリアンソース味のホットドッグ(350円)も販売される。