「クルマエビ養殖発祥の地」として知られる山口市秋穂。毎年秋に「えび供養祭」が行われ、2024年で25回目を迎えた。
昔からエビ漁が盛んで、「あいおえび狩り世界選手権」が人気を博すなど、“えびの町”として発展してきた秋穂。町おこしに貢献したエビに感謝をささげるとともに、地域の発展を誓って行われるのがえび供養祭だ。山口観光コンベンション協会秋穂支部によって、2024年は11月7日に行われた。毎年、地元の寺で法要が行われ、園児らがクルマエビを海に放流する。
萩市出身の農学博士・藤永元作さんが1963年に世界で初めてクルマエビの養殖事業に成功したことから、研究拠点の秋穂は「クルマエビ養殖発祥の地」とされている。