「第21回山口市立中央図書館まつり」が、11月17日(日)に同館(TEL083-901-1040)のあるYCAM(山口市中園町7)で開かれる。時間は午前10時から午後5時まで。
「ブックリサイクル」は、事前に市民から寄せられた本を、1人10冊まで無料で持ち帰れる"古本市"で、時間は午前10時から午後2時まで。午前9時半から11時半まで、YCAM駐車場側入り口で整理券(先着200枚)が配布。券に記載された時間(30分間)ごとに、50人ずつ入場できる。また、正午以降は整理券なしでも入場可能となる。
点訳ボランティア「すぎなの会」メンバーら指導のもと、点字の名刺やしおりを作ることのできる「点字で書いてみよう」は、午前10時から午後2時まで。随時参加できる。
海外の「聖書朗読マラソン」を模したイベント「感動を声に! 第5回朗読マラソン!」は、事前にエントリーした人たちによる朗読を聞くことができる。時間は午前10時半から正午までで、観覧できるのは30人。一方、「朗読サービス体験」は、目の不自由な人たちに向けて朗読サービスをしている図書館ボランティア「愛メイト」のメンバーが選んだ小説・絵本・雑誌などの朗読を聞くことができる。受付時間は、午前10時から11時半までと、正午から午後1時まで。
「わたしの1さつ」は、「都会を離れて古民家暮らしはじめました」の著者である牛尾篤さんの話を聞く。午後1時からで、要申し込み。定員は20人。
映画「君の膵臓をたべたい」無料上映会は、午後2時から3時50分まで。会場は、YCAMスタジオC。
さらに山口県立大で「図書館情報学」を受講している学生による、三つの企画も実施される。館内を散策してクイズに答える「としょかんたんてい」、ゲームを通して図書館に関する知識を身に着ける「図書館RPGで、遊んで学ぼう」、提示されるお題のワードを辞書の中から見つける「第1回辞書早引き選手権大会」だ。
また、「ぶっくんにのってみよう」、絵本読み聞かせ「おはなしひろば」、「こどもスタンプラリー」、「本のしおりプラバンづくり」など、子ども向けの催しも用意されている。
同館サービス担当の山田貢さんは「『読書の秋』を感じさせる季節になった。21回目の今回もイベント盛りだくさん。より多くの人に来場してもらい、図書館に親しんでもらえたら」と話している。