Saxophone Boys(サクソフォンボーイズ)による①子ども向けと②大人向けのコンサートが、12月7日(土)に秋吉台国際芸術村(美祢市秋芳町)で開かれる。主催は、同施設と山口きらめき財団。
Saxophone Boysは、「サクソフォン五重奏という、いまだレパートリーも既存のグループも少なく、新しく大きな魅力を秘めた編成の可能性を探り広げていこう」と、日本を代表するサクソフォン四重奏団「トルヴェール・クヮルテット」の最年少メンバーとして活躍する神保佳祐が、同世代の信頼するメンバー、日下雅央、織田和優、森田奈旺、井出崎優に呼びかけて2022年5月に結成された。4種類のサックス(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)を自在に操り、これまでのサックスアンサンブルの概念を覆す新しいサウンド体験を模索・創造している。
①の「あわてんぼうのサクソフォンボーイズがやってきた!~0さいからのクラシック・コンサート」は、午前11時開演。1時間弱のファミリー向け公演で、「普段コンサートホールになかなか入ることができない未就学児も、保護者と一緒に音楽を楽しんでほしい」と主催者。きらきら星変奏曲(モーツァルト)やクリスマスソングに加え、山口市出身の井出崎が作った「おにぎりとサンドウィッチ」「隣の子供」も演奏される。入場料は、中学生以上1000円、小学生500円、未就学児無料(要保護者同伴・申し込み)。同施設(TEL0837-63-0020)への電話などで申し込む。
②の「くるみ割り人形×Saxophone Boys~サクソフォン5重奏の魅力」は、午後2時開演。チャイコフスキーの名曲「くるみ割り人形」をメインに、クラシックの名曲アレンジやジャズ、クリスマスソングなどが、オリジナルアレンジを含む形で披露される。入場料は、一般2500円、25歳以下1000円。未就学児の入場は不可。前売券は、同施設への電話などや、ローソンチケット(Lコード:64089)で購入できる。
主催者は「ぜひ芸術村に足を運んで、一足はやくクリスマス気分に浸ってみて」と、来場を呼びかけている。