2024年プロ野球日本シリーズを制し、26年ぶりに日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズ。山口市内のファンらで作る後援会「長州星山会」の3代目会長を務める。11月3日にパ・リーグの福岡ソフトバンクに勝利して悲願の優勝を遂げ、「苦節26年、ここまで長かったが、その分感動は本当に大きかった」と喜びを語る。
同会は、DeNAの前身・大洋ホエールズ発祥の地が下関市であることから、山口県で誕生したプロチームを応援しようと、1997年に設立。「弱い時から応援し続けたメンバーの一体感は半端ない」と、同会について話す。
自身のファン歴は小学校3年頃からと、50年以上。2男1女の父で、「子どもたちも皆ベイファンになった」という。
「最低でもオープン戦、できれば公式戦を県内で開催してほしい」と、熱い思いを寄せる。
【プロフィル】1959年10月、山口市生まれの65歳。白石小・中、山口高、慶應義塾大卒。一般企業に26年間勤務した後、2010年に高橋克行税理士事務所(山口市中市町)を開業。長州星山会会長には16年に就任。座右の銘は「謙虚にしておごらず」。